パパ活詐欺とは何か？被害に遭ったら救済されるのか？教えてください。

パパ活に関しては、主に女性が収入を得るための手段として使われており、デートや食事などの見返りとして金銭を男性から得る行為を指しています。

しかし、このパパ活に関しては、「パパ活詐欺」という名称が使われることもあります。

実際に何がどう問題なのか？被害に遭ったときに救済措置はあるのか？などに関して理解しておきましょう。

パパ活詐欺と実態や問題点

パパ活詐欺に関しては、女性が男性から約束通りに金銭を受け取ることができない状況を一般的には指しています。

女性からすれば、男性に付き合ってあげたのにその対価を受け取れなかったという事態であり、タダ働きのようなケースになるのです。

また、中には女性が男性と性交渉をするケースもあり、そんなときにまで男性から金銭を受け取ることができないと、かなり深刻な状況となります。

性交渉を含んだパパ活は、通常であれば受け取れる金銭はより高額になるはずであり、それが受け取れない事態は大問題と評価できるでしょう。

パパ活詐欺に遭ったと感じたときに、法律に頼れば女性は救われるのか？というと、難しいケースもあります。

単に対価がもらえなかったことに関しては、債務不履行の問題で救済が可能な場合もあるでしょう。

しかし、性交渉を含んだケースでは、性交渉と引き換えに金銭を得る行為は売春に当たり、その契約自体が公序良俗に反するという理由で無効になります。

つまり、パパ活において性交渉に応じる代わりに金銭を受け取る約束がなかったことになるので、その約束を男性が破ったとしても問題ないのです。

刑事裁判では詐欺罪などで男性を罪に問える可能性0ではないものの、民事裁判において女性が約束通り金銭を得ることは現実的に厳しいでしょう。